翻訳用語集
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翻訳の際に使用する私家版用語集。随時更新。
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書いておかないと忘れる。
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- Actor
- 活動者(定訳)。文脈によりアクターと使い分ける。Threat Actorの場合は脅威主体。(後述)
- Assign(CVE)
- 付与。ただし番号の場合は採番。
- Bank Secrecy Act (BSA)
- 銀行秘密法(定訳)
- Belgian Defence(ベルギー)
- 国防省(防衛省訳)。可能な場合は(Belgian Defense)を併記する。直訳としてはベルギー防衛隊。ベルギーは連邦政府の下に省をおかないが、担当大臣が組織の指揮にあたる。
- Binding Operational Directive (BOD)(アメリカ政府)
- 拘束力のある運用指令(定訳?)
- Certification and Accreditation (C&A)(アメリカ政府)
- 認証・承認(拙訳)
- Collective Resilience
- 集団的レジリエンス(拙訳)
- Consejo Superior de Investigaciones Científicas (CSIS) / National_Research_Council(スペイン)
- スペイン科学技術最高評議会(日本国在スペイン大使館訳)
- Common Vulnerabilities and Exposures (CVE)
- 共通脆弱性識別子(IPA訳)
- CVE List(MITRE)
- CVEリスト(固有名詞)
- CVE Numbering Authority (CNA)
- CVE採番機関(定訳)
- Cyber Hygine Service(アメリカ政府)
- サイバー衛生サービス(拙訳)
- Cyber Safety Review Board(米国国土安全保障省)
- サイバー安全審査理事会(経産省委託調査(MRI)訳)
- Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)
- サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁で訳が固まった。
サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(経産省訳)ただし、米政府が自組織に言及する文脈では米政府訳である「サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁」を用いる。- Cybersecurity Community
- サイバーセキュリティ共同体(拙訳)
- Cyberspace Administration of China (CAC)
- サイバースペース管理局(定訳)
- End-of-Life (EoL)
- サポート終了(定訳)。可能であれば(end-of-life)を付記する。文脈によっては保守終了、販売終了も考慮する。
- Exploit(名詞)
- 悪用コード(定訳)
- Federally Funded, Research and Development Center (FFRDC)(アメリカ政府)
- 連邦資金による研究開発センター(定訳)(略称だが固有名詞としては扱わない)
- Financial Crimes Enforcement Network (FinCEN)
- 金融犯罪執行機関連絡室(金融庁訳)。金融犯罪取締ネットワーク(国税庁訳)等とも。読者が一定の専門性を保有することが予測される箇所ではFinCENのまま用いる。
- FPS Interior(ベルギー)
- 内務省(外務省訳)。可能な場合は(FPS)を付ける。直訳としては内務連邦公共サービス。ベルギーは連邦政府の下に省をおかない代わりに公共サービス(FPS)組織を置き、担当大臣がその指揮にあたる。
- Known Exploited Vulnerabilities (KEV)
- 既知の悪用された脆弱性(定訳)
- Military College of Telecommunication Engineering(インド)
- 電気通信工学陸軍大学(拙訳)
- Minister of the Digital Transformation(ウクライナ)
- デジタル転換大臣/デジタル転換相(JETRO訳。デジ庁訳では「デジタル化担当大臣」だが、相手は省(2019年にEガバナンス庁から組織改編)だし、そもそも「デジタル化」ではない(参考))
- Ministerio de Ciencia e Innovación (MICINN) / Ministry of Science(スペイン)
- 科学・イノベーション省(内閣府訳)
- Mitigation
- 緩和策(定訳)
- National Cybersecurity Agency(サウジアラビア)
- 国家サイバーセキュリティ庁(総務省訳)
- National Plan for Cyber Evaluations for 2023(サウジアラビア)
- 2023年国家サイバーセキュリティ評価計画(拙訳)
- National Security Council Secretariat (NSCS)(インド)
- 国家安全保障会議事務局(拙訳)
- National Vulnerability Database (NVD)
- 米国国家脆弱性データベース
- Network Defender(s)
- ネットワーク防御従事者(拙訳)
- Office of the Director of National Intelligence (ODNI)
- 国家情報長官室で訳が固まっている。(内閣官房、総務省)
国家情報長官官房(経産省委託調査(MRI)訳。intelligenceの訳で国家諜報長官官房との揺れ、あるいはOfficeの訳として官房ではなく室とする訳も見られる。) - Office of the National Cyber Director (ONCD)
- 国家サイバー長官室。(ODNIとの平仄)
- Qualified Website Authentication Certificates (QWACs)
- ウェブサイト認証認定証明書(拙訳)。EU政府(指定の認証局)が認証(機能)を確認したうえでドメインに発行する(……)証明書。
- Remediation
- 修復(定訳)
- Secretary of Defense Acquisition and Sustainment(アメリカ)
- 取得・維持担当国防次官(国防省訳)
- Select Committee on Intelligence(米国上院)
- 上院情報特別調査委員会(外務省所蔵資料(北米第一課)訳)
- Stakeholder-Specific Vulnerability Categorization (SSVC)
- 利害関係者固有脆弱性分類(拙訳:CVEのIPA訳と平仄をとっている)
- Surveillance-for-hire
- 監視代行業(拙訳:翻訳経緯)
- Title I(米FCC法)
- 情報サービス(総務省訳)
- Title II: Common Carrie(米FCC法)
- 電気通信サービス(総務省訳)
- Threat Actor
- 脅威主体(防衛省訳)。文脈に応じて脅威アクターと使い分ける。
- Workaround
- 回避策(定訳)
- Working Group
- 研究会(定訳)